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帝王切開の傷あとケア、何から始めればいいのか分からないまま日が過ぎていませんか?
私は縦切りの帝王切開を4回経験しましたが、1人目のときは何もケアをしませんでした。「絶対にやらなきゃいけないものでもない」と言われ、そのまま後回しにしたからです。

産後は自分よりも、赤ちゃんが優先になってしまいますよね
この記事では、実際に使った3つのテープを正直に比較し、私が落ち着いた「併用」という答えをお伝えします。あわせて、ケアを始める時期や、かゆいときの対処もまとめました。
結論から言うと、私はアトレスケアとアトファインの併用に落ち着きました。 理由は、傷への負担とコストのバランスが一番よかったからです。
気になるところから読んでください
急いでいる方は、当てはまるところから読んでください。
| いまの状況 | 読むところ |
|---|---|
| どれを買えばいいか決めたい | 私が選んだ2つの併用 |
| 3つの違いを比較したい | おすすめ3選を正直に比較 |
| 縦切りだった | 縦切りで気をつけたいこと |
| 費用を抑えたい | テープ代を半額にした使い分け |
| いつから始めるか知りたい | いつから貼っていつまで続けるか |
| かゆい・かぶれて困っている | かゆいときとかぶれたとき |
| 傷が盛り上がってきた | 盛り上がってケロイドが心配なとき |
帝王切開の傷跡テープは2つの併用が一番よかった
4回の帝王切開でいろいろ試した結果、私はこの組み合わせに落ち着きました。
正直に書くと、商品そのものが一番よかったのはアトレスケアです。薄くて、貼っている感覚がほとんどありません。
お金の心配がないなら、私はこれをずっと使いたかった。
それでも併用にしたのは、お金が続かなかったからです。アトレスケアだけで1年使うと、なんと約48,000円かかります。
ケア用品は1年以上続けることになります。残念ながら我が家には痛い出費・・・だからこそ、続けられる金額に収めることが大切です。
使い心地が最高でも、途中でやめてしまっては意味がありません。

ケアは「完璧に1年」より「無理なく1年」のほうが続きます
ただし、傷の状態や肌質には個人差があります。かぶれや強い痛みがあるときは自己判断せず、産婦人科や皮膚科で相談してくださいね。
傷跡ケアを何もしなかった1人目の後悔
ここからは、私の失敗の話をさせてください。
1人目の出産は緊急帝王切開でした。退院のときに言われたのは「貼ってあるテープは無理に剥がさず、剥がれるまで待ってください」ということです。
そのあと「こういったものもあります」と、チラシを1枚もらいました。アトファインのチラシです。ただ、貼り方やケアの進め方まで具体的に教わることはありませんでした。
そして、こう言われたのを今でも覚えています。「貼った方がいいけれど、絶対にやらなきゃいけないものでもない」と。
産後の私は、その言葉を「やらなくても大丈夫」と受け取りました。体は痛いし、赤ちゃんのお世話で手一杯です。優先順位はどんどん下がり、結局なにもしませんでした。

産後は、自分のことがどうしても後回しになりますよね
痛みが和らいできたあとに訪れたのが、かさぶたの強烈なかゆみでした。夏場だったので汗もかきます。私はかゆみに勝てず、掻いてしまいました。
掻くとどうなったか?かさぶたが少しずつ取れて、下からピンク色の面が見えてきます。そして、その線がどんどん太くなっていきました。
傷あとは赤紫に盛り上がり、見た目はミミズのようになりました。銭湯に行けば、おばちゃまたちの視線を集めるくらいには目立ちます。笑
2人目からは、退院時のテープが自然に剥がれたらすぐにケアを始めました。同じ場所を切って縫い合わせるので、術後の傷口は毎回ほとんど同じです。
それでも、ケアをした時期としなかった時期では、私の中で納得感がまったく違いました。
傷の治り方は体質や傷の状態によって変わります。ここに書いたのは私の場合の経過です。
帝王切開の傷跡にテープを貼る理由
商品を比べる前に、テープの役割を知っておくと選びやすくなります。
傷あと用のテープは、傷を治す薬ではありません。目的は、傷口に加わる刺激を減らすことです。
皮膚は日常的に伸び縮みしますし、服も擦れます。その負担をテープが肩代わりする、というイメージです。
傷あとが受ける刺激には、大きく3つあります。
| 刺激の種類 | どんな刺激か |
|---|---|
| 摩擦刺激 | 衣類の擦れや引っ掻きによる炎症 |
| 伸展刺激 | 傷あとや周辺の皮膚が引っぱられることによる炎症 |
| 剥がすときの刺激 | ケア用品を剥がすことで起こる炎症 |
3つ目が意外と見落とされがちです。ケアのために貼ったテープが、剥がすときに傷を刺激してしまうこともあります。私がアトファインで「引っぱられる感覚」に困ったのは、まさにこれでした。
だからこそ、商品によって「寄せて貼る」「厚みでガードする」といった考え方の違いが出てきます。

テープは「治すもの」ではなく「傷に負担をかけない工夫」と考えると選びやすくなります
帝王切開の傷跡テープおすすめ3選を正直に比較
先にお伝えすると、私が傷あとケアをしたのは2人目以降の3回です。1人目のときは何もしませんでした。

その3回で実際に使った3つを、良かった点と困った点の両方から紹介します!
アトレスケアは貼っている感覚がほとんどない

フィルムの厚さが0.007mmと非常に薄く、貼っていることを忘れるくらい自然です。傷を寄せる方向に貼って使う設計になっています。
私が気に入ったのは、皮膚のつっぱり感がないところです。産後すぐは体を動かすだけでも痛いので、この軽さは助かりました。汗をかいても蒸れにくく、夏場も比較的過ごせます。
困った点は2つあります。
コストは1回あたり約163円で、3日に1回の貼り替えです。1年間続けると約48,000円になります。

使い心地は一番でした!ネックはお値段・・・
アトファインはベージュで目立たずコスパがいい

3つの中で唯一、ベージュ色で傷が透けにくいテープです。防水性があり、お風呂やシャワーもそのまま入れます。
私が気に入ったのは、1週間貼りっぱなしでよいところとコスパです。1日あたり約33円なので、長く続けても負担になりません。銭湯やプールに行くときも安心でした。
困った点は1つあります。
使い始めて1ヶ月ほど経った頃、テープを貼っていた部分に湿疹ができてしまいました・・・。

肌が弱かったのかもしれませんし、夏場だったことも影響していそうです
湿疹が引くまではテープを貼れないので、その間は腹帯などでしのぎました。肌に合うかどうかは個人差が大きい部分です。

夏に貼り始める方は、肌の様子を張り替えの際に見てあげてくださいね
サイズの選び方や貼り方のコツ、実際に使って合わなかったところは、アトファインを正直にレビューした記事にまとめました。
レディケアはシリコンの厚みで摩擦から守る

医療用シリコーンでできたシートで、洗って繰り返し使えます。厚さが4mmあり、3つの中では一番しっかりしています。
私が気に入ったのは、衣服との摩擦を軽くできるところです。デニムのような硬い服でも、そのまま安心して履けました。
困った点は3つあります。

お手入れが続けられる方には、繰り返し使えるぶんお得!
3つのテープを比較表にまとめました
| 項目 | アトレスケア | アトファイン | レディケア |
|---|---|---|---|
| タイプ | 極薄フィルム | 不織布テープ | シリコンシート |
| 厚さ | 0.007mm | 薄手 | 4mm |
| 色 | 透明 | ベージュ | 白〜半透明 |
| 貼り替え | 3日に1回 | 1週間に1回 | 洗って繰り返し |
| 目安コスト | 1回約163円 | 1日約33円 | 1箱で約2ヶ月 |
| サイズ | 2種類 | 5種類 | 6種類 |
| 防水 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 私の実感 | 一番ストレスがない | コスパが最強 | 摩擦から守れる |
縦切りは下着やズボンが傷に必ず当たります
私は縦切りを4回経験しました。横切りは経験していないため、比べた実感まではお伝えできませんが、縦切りは横切りよりも傷あとが残りやすいといわれています。
皮膚科や産婦人科でも、縦切開のほうがケロイドになりやすいと説明されています。

縦切りは、それだけで少し不利なスタートだと考えておくと心構えができますね!
ただ、縦切りだからこそ気をつけたいことがあります。縦の傷は、下着のゴムやズボンのウエストが必ずどこかで当たります。
横切りであれば、下着の位置を上げ下げして避けられる場合もあります。しかし縦の傷は、おへその下からまっすぐ伸びているため、どの高さで履いても必ず一部が重なるのです・・・。
私の傷も、パンツのゴムが当たる部分だけ色が変わっています。日常的に擦れる場所は、それだけ影響を受けやすいのだと感じています。
私の傷は術後約15cmありました。この長さをカバーしようとすると、サイズ選びは思った以上に重要です。
アトファインはLLサイズまであり、ハサミで調整もできるので、長い傷でも合わせやすいと感じました。
同じくアトレスケアも傷口の大きさに合わせて、2〜3枚を貼って使用するので合わせやすい印象でした。
ちなみに、服の擦れを一番防げたのはレディケアでした。0.5センチほどの厚みがクッションになってくれます。ただしハサミで切ると粘着が落ちて使えなくなるという、思わぬ落とし穴もありました。
縦切りそのものの話は、4回とも同じ場所を切り直した経過として別にまとめました。
→ 帝王切開の縦切りと横切りの違い!4回とも同じ場所を切った私の傷跡
傷跡テープ代を半額にした使い分けの順番
ここからはお金の話です。長く続けるほど、差がはっきり出てきます。
私が実際にかけた費用は、次のとおりです。
| 使い方 | 年間のおよその費用 |
|---|---|
| アトレスケアだけを11ヶ月 | 約45,000円 |
| アトレスケア4ヶ月+アトファイン7ヶ月 | 約22,590円 |
併用にしたことで、費用はおよそ半分になりました。

浮いた2万円は、正直かなり大きかったです
切り替えの目安として、私は傷の状態が落ち着いてきた4ヶ月目を選びました。産後すぐは負担の少ないものを、落ち着いてきたらコスパのよいものへ。この順番が、私にはちょうどよかったです。
ただし切り替え時期は、傷の状態によって変わります。赤みや痛みが強い時期は無理をせず、気になるときは医師に確認してください。
帝王切開の傷跡ケアで知ってほしい5つのこと
どのテープを選んでも、共通して大切なことがあります。
消毒はしない
傷がふさがったあとの消毒は、必要以上に刺激になることがあります。私は病院の指示に従い、日常のケアでは消毒をしませんでした。判断に迷う場合は自己流にせず、受診時に確認すると安心です。
紫外線から守る
傷あとは日焼けの影響を受けやすいといわれています。海やプールでは、テープを貼ったままにする、上に何か羽織るなどの工夫をしてください。
乾燥から守る
乾燥するとかゆみが出やすくなります。私の場合、乾燥した時期はかゆみが強くなりました。
テープは無理に剥がさない
退院時に貼られたテープは、自然に剥がれるまでそのままにします。無理に剥がすと、傷に負担がかかります。
摩擦を減らす
私が実感しているのは、摩擦の影響です。今の私の傷は、パンツのゴムが当たる部分だけ色が薄くなり、それ以外はピンク色で盛り上がりが残っています。日常的に擦れる場所があると、見え方が変わってくるように感じています。
傷跡テープはいつから貼っていつまで続ける?
私の場合は、退院時に貼られたテープが自然に剥がれたタイミングでケアを始めました。2人目以降は毎回この流れです。
期間については、医療機関でも長めの使用がすすめられています。飯能産婦人科医院のコラムでは、ケロイド予防として固定用テープを抜糸直後から1年以上貼り続ける方法が紹介されています(参考:飯能産婦人科医院「帝王切開創のケロイド予防の取組み」)。
私も最終的に1年を超えて続けました。傷あとの変化はゆっくりなので、途中で「意味あるのかな」と感じる時期もあります。

まずは3ヶ月から始めてみてください
退院時のテープがいつ剥がれるのか、抜糸がある場合はどうなるのかは、傷跡テープをいつから貼るかをまとめた記事で詳しくお伝えしています。
やめどきは「見た目の変化が止まったとき」だと思っています。私は2人目で約1年、3人目で半年でした。やめたあと傷あとがどうなったかも、正直に書いています。
帝王切開の傷跡がかゆいときとかぶれたとき
かゆみは、私が一番つらかった症状です。原因として実感したのは3つあります。
私はかゆみに毎回負けて掻いてしまい、その部分の線がミミズのように太くなりました。だからこそ、掻かずに済む工夫を先に用意しておくことをおすすめします。

かゆみは我慢ではなく、対策で乗り切るものだと思っています
かぶれてしまった場合は、テープを貼り続けないことが先決です。私は湿疹が引くまで腹帯で過ごしました。皮膚の症状が続くときは、皮膚科で相談してください。
かゆみは、気合いで我慢できるものではありません。私は1人目のとき掻いてしまい、その部分の傷あとが太くなりました。夜に無意識で掻かないための工夫と、健診で言われたことをまとめています。
傷跡が盛り上がってケロイドが心配なとき
私の傷は、赤紫に盛り上がる状態になりました・・・。いわゆる肥厚性瘢痕と呼ばれる見た目です。
盛り上がりや赤みが強い場合、市販のテープだけで対応するかどうかは、状態によって変わります。気になるときは、形成外科や皮膚科で相談するという選択肢もあります。
自己判断で放置せず、専門家に見てもらうほうが安心です。
帝王切開を4回経験してわかった傷跡の経過
最後に、時間の経過で傷がどう変わったかをお伝えします。ここが一番知りたい方も多いと思います。
私は縦切りを4回経験しました。4回とも同じ場所を切り、前回の傷あとを切って縫い合わせます。そのため術後の傷口は、毎回ほとんど同じ状態から始まりました。長さは約15cmで、最後の1回だけ少し下に伸びた印象です。
痛みについて正直に書きます。4回経験しても、痛みに慣れることはありませんでした。 2回目以降は楽になると聞くこともありますが、私はそうではありませんでした。
傷の見た目は、次のように変わりました。
| 時期 | 私の傷の状態 |
|---|---|
| 術後1年 | 赤紫で痛々しい色。盛り上がりあり |
| 現在(約2年後) | ゴムが当たる部分は肌色に近い。それ以外はピンク色で盛り上がりが残る |
完全に消えたわけではありません。それでも、ケアをした自分には納得があります。1人目で何もしなかった経験があるからこそ、そう思えます。

消すためではなく、納得するためのケアでいいと思っています
もし5回目の帝王切開があるとするなら、かゆみとの戦いに勝つために全力を尽くすことでしょう。笑
帝王切開の傷跡ケアでよくある質問
Q. 傷あとケアはいつから始めればいいですか。
A. 私は退院時のテープが自然に剥がれてから始めました。時期は傷の状態によって変わるため、迷うときは受診時に確認してください。
Q. テープを貼れば傷は消えますか。
A. 消えるとは言えません。私の傷も残っています。ケアは「見え方を整えるための積み重ね」と考えると納得しやすいです。
Q. 3つのうち1つだけ選ぶならどれですか。
A. コストと続けやすさで選ぶならアトファインです。ただし粘着が強いので、肌が弱い方はかぶれに注意してください。
Q. かぶれたときはどうすればいいですか。
A. まずテープの使用をやめ、症状が続くようなら皮膚科で相談してください。私は湿疹が引くまで腹帯で過ごしました。
Q. 何ヶ月続ければいいですか。
A. 1年以上が目安といわれています。私は4回目の帝王切開の時は1年を超えて続けました。
帝王切開の傷跡テープは1枚から始めてみてください
最後に、この記事の要点をまとめます。
1人目のとき、私はチラシを1枚もらっただけで、そのまま何もしませんでした。もしあの頃の自分に伝えられるなら、「1枚でいいから貼っておいて」と言うと思います。

完璧でなくて大丈夫です。まずは1枚、貼ることからスタートしましょう
あなたの傷ケアが少しでも納得できるものになりますように。
傷の状態は人それぞれです。痛みや皮膚の症状が続くときは、無理をせず医療機関で相談してくださいね。






