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帝王切開の傷あとがかゆくて、つらくありませんか。
痛みなら我慢できても、かゆみは意志ではどうにもならないところがあります。とくに夜、眠っている間は自分で止められません。

かゆくて、気づいたら掻いてしまっているんです

それ、私もでした。本当に我慢できないんですよね
私は縦切りの帝王切開を4回経験しました。1人目のとき、かゆみに勝てずに掻いてしまい、そのせいで傷あとが太くなってしまったという後悔があります。
この記事では、かゆみが出る時期と場面、私が試した対策、そして健診で言われたことをお伝えします。
急いでいる方は、当てはまるところから読んでください。
| いまの状況 | 読むところ |
|---|---|
| いつまで続くのか知りたい | かゆくなるのはいつからか |
| 夜がつらい | つらくなる4つの場面 |
| 掻いたらどうなるか知りたい | 掻いてしまうとどうなるか |
| 今すぐできる対策を知りたい | 私がやったかゆみ対策 |
| 夏で汗をかいてつらい | 夏の汗疹をどう乗り切ったか |
帝王切開の傷跡がかゆくなるのはいつからか

私の場合、かゆみが始まったのは術後2か月くらいでした。ちょうど瘡蓋になり始めた頃です。
傷が治っていく過程で出てくるものなので、かゆみそのものは悪いことではないと思っています。ただ、始まってみると想像以上につらいものでした。
やっかいなのは、一度おさまってもぶり返すことです。汗をかいたりすると、また痒くなります。

落ち着いたと思った頃に、突然襲ってくるんです
「もう終わった」と思ってから来るので、心の準備ができません。数か月は付き合うものだと思っておくと、気持ちが楽になります。
かゆみがつらくなる4つの場面

いつでも均等にかゆいわけではありません。特定の場面で強くなります。
一番やっかいなのは、夜です。 起きているときは我慢できても、眠っている間は意識がありません。気づいたら無意識に掻いてしまっているのです。
お風呂上がりも要注意でした。血行が良くなると、かゆみが強くなります。 湯船でゆっくり温まったあとほど、つらくなりました。
汗をかいた後、そしてテープを剥がした後も同じです。共通しているのは、肌が刺激を受けた直後だということでした。
かゆみの原因として感じた3つのこと

4回の経験を振り返ると、かゆみには種類があると感じています。
瘡蓋のかゆみは、治っていく過程のものです。これは避けようがありません。
夏場の汗疹は、汗と蒸れが原因です。テープを貼っていると、その下に汗がこもります。
テープかぶれは、貼っているテープが肌に合っていない場合に起こります。私はこれで赤いぶつぶつが出たことがあります。
傷跡ケアのテープを貼った時のレビューは別記事に詳しくまとめています。
どの原因かによって、対処が変わります。 かぶれなら貼るのをやめる必要がありますが、瘡蓋のかゆみなら貼ったまま乗り切れることもあります。
掻いてしまうとどうなるか

ここが、この記事で一番お伝えしたいところです。
1人目のとき、私は傷あとケアを何もしていませんでした。そしてかゆみに勝てず、掻いてしまいました。
何が起きたか、正直に書きます。
掻くと瘡蓋が少しずつ取れて、下からピンク色の面が見えてきます。そして、その線がどんどん太くなっていきました。

あのとき掻かなければ、と今でも思います…
最終的に傷あとは赤紫に盛り上がり、ミミズのような見た目になりました。その傷あとは、今もはっきり残っています。
私は、傷口への摩擦がその後の見た目に影響すると感じています。 医学的な話ではなく、4回の経験から思うことです。
「掻かないで」と言われても無理です。 私も無理でした。だからこそ、掻かずに済む方法を用意しておくことが大事だと思っています。
私がやったかゆみ対策

実際にやってみて、効果を感じたものをお伝えします。
冷やすのが一番手軽でした。かゆみが強いときに冷たいものを当てると、一時的におさまります。
保湿は、健診で言われたことでもあります。後ろの章で詳しくお伝えします。
そして地味ですが効くのが、爪を短く切っておくことです。 夜に無意識で掻いてしまうのは止められません。でも爪が短ければ、傷つく度合いが変わります。

掻くのを止められないなら、掻いても傷つきにくくしておく
夏場はメンソレータムを塗るとスースーして気持ちよかったです。ただしこれは、傷口がしっかり塞がっている状態のときだけにしていました。
傷が塞がりきっていない時期に市販薬を塗るのはおすすめしません。 何を使ってよいかは傷の状態によって変わるので、迷うときは健診や皮膚科で相談してください。
夏の汗疹をどう乗り切ったか

夏の出産だった年は、かゆみとの戦いでした。
やったのは、テープを剥がして、なるべく蒸れないようにすることです。テープを貼ったままだと、その下に汗がこもります。
ただ、テープを外すと今度はズボンが傷に当たって痛いという問題が出ます。縦切りは、どの高さでウエストが来ても傷に重なるからです。
そこで、ズボンが当たるときは腹帯に変更していました。腹帯なら締めつけが少なく、傷を守りながら蒸れも抑えられます。
ただ、正直に書きます。これだけやっても、結局我慢できずに掻いてしまいました。

完璧には防げません。それでも、やらないよりはずっとましです
健診で相談して言われたこと

かゆみについては、健診でも相談しました。
言われたのは2つです。ひとつはかゆみ止めの飲み薬という選択肢があること。ただしその薬を飲むと、しばらく母乳育児ができないとも説明されました。私は母乳を続けたかったので、飲むのはやめています。
薬が使えるかどうかは、薬の種類や体の状態によって変わります。ご自身の場合は必ず医師や薬剤師に確認してください。
そしてもうひとつが、こちらです。
「傷口付近を清潔に保って、保湿してください」
清潔と保湿。 特別なことではありませんが、これが基本なのだと思います。テープを貼るケアばかり気にしていましたが、その下の肌を整えることも同じくらい大事でした。
赤ちゃんにも使用できるワセリンを塗って保湿していました。
帝王切開の傷跡のかゆみについてよくある質問

Q. かゆみはいつから始まりますか。
A. 私は術後2か月ごろ、瘡蓋になり始めた頃からでした。時期には個人差があります。
Q. いつまで続きますか。
A. 一度おさまっても、汗をかいたりするとぶり返しました。数か月は付き合うものだと思っておくほうが気持ちが楽です。
Q. テープを貼っていればかゆくなりませんか。
A. いいえ。テープを貼っていても、痒いときは痒いです。テープはかゆみ止めではありません。
Q. 掻いてしまったらどうすればいいですか。
A. まず爪を短く切って、これ以上傷つけないようにしてください。赤みや痛みが続くときは受診してください。
Q. 市販のかゆみ止めを塗ってもいいですか。
A. 傷の状態によります。私は傷が塞がってから使いましたが、塞がりきっていない時期は自己判断せず相談してください。
Q. 夏に出産した場合、特に気をつけることはありますか。
A. 蒸れを減らすことです。テープを一度外したり、腹帯に変えたりして、汗がこもらないようにしていました。
まとめ

帝王切開の傷あとのかゆみについて、私の経験をまとめます。
1人目のとき、私は掻いてしまいました。その傷あとは今も残っています。
でも、あのときの自分を責めても仕方がないとも思っています。産後の体で、眠れない夜に、かゆみを我慢しろというほうが無理です。
だから「掻かない」ではなく、「掻いても大丈夫なようにしておく」。爪を切って、冷やして、保湿して。できることから始めてみてください。

完璧にできなくて大丈夫です
どのテープを選ぶか迷っている方は、実際に使った3つを比較した記事もあわせてご覧ください。
傷の状態や肌質には個人差があります。かゆみや赤みが続くときは、無理をせず医療機関で相談してください。


