「バウンサー、買ったら後悔するかな」赤ちゃんを迎える準備をしていると、そんなふうに迷うことはありませんか?
「せっかく買っても赤ちゃんが乗ってくれなかったらどうしよう」
「寝返りをするようになったら、すぐ使わなくなるんじゃない?」
「それなら、なくてもいいのかな……」

高い買い物だから後悔はしたくないんですよね
バウンサーは便利そうな一方で、使う期間や赤ちゃんとの相性が気になる育児用品でもあります。

実際に、私は3人の子どもを育てる中でバウンサーを使ってきました
生後1か月ごろから使い始め、途中で「今日はもう乗ってくれないな」と感じた時期もありましたが、使い方を変えながら3歳ごろまで使いました。
その経験から感じたのは、バウンサーで後悔するかどうかは「何年使えるか」だけではなく、「どんな場面で使うつもりなのか」で大きく変わるということです。
この記事では、
について、3人の子どもと実際に使ってきた経験をもとに紹介します。
後悔しやすい5つのケース

買ったあとに「いらなかったかも」と感じる理由は、だいたい次の5つです。
| 後悔しやすい理由 | こんな場合 |
|---|---|
| 赤ちゃんが乗ってくれない | 抱っこ以外では泣いてしまう |
| 思ったより使わない | 使う場面を決めずに買った |
| 使用期間が短く感じる | 数か月しか使わないなら高いと感じる |
| 置き場所に困る | 使わないときの収納場所がない |
| 思っていた用途と違う | 「これがあれば家事ができる」と期待していた |
とくに気をつけたいのが「バウンサーを買えば家事ができる」と考えてしまうことです。
乗せると泣いてしまう赤ちゃんもいます。家事をするために買ったのに乗ってくれなければ、後悔するのも無理はありません。
買う前に「わが家では何のために使うか」を決めておくこと。 ここが分かれ目です。
数か月しか使えないは本当?

「思ったより早く使わなくなった」という声をよく目にします。実質3〜5か月だった、という話もあります。
わが家は生後1か月ごろから3歳ごろまで使いました。期間にすると約35か月です。
当時の購入価格を使った日数で単純に割ると、1日あたりの金額はこれだけ変わります。
| 使えた期間 | 1日あたり |
|---|---|
| 3〜5か月で終わった場合 | 約205円 |
| わが家(生後1か月〜3歳ごろ) | 約23円 |
どちらになるかは、使い方次第です。私が買ったときの値段は、記憶では2万5千円ほどでした。高いと思ったのは事実です。なお価格は時期やモデルで変わるので、購入前に最新の価格を確認してください。
ただ、これはあくまでわが家の場合です。赤ちゃんによっては、もっと早く乗らなくなることもあります。
乗ってくれるか不安なら、買う前に借りて試す方法もあります。
使える月齢や体重の目安は、こちらに公式の数字をまとめています。
→ バウンサーは何ヶ月から何歳まで?ベビービョルンの月齢と体重の目安
長く使えた3つの理由

わが家が3歳ごろまで使えたのには、思い当たることが3つあります。
生後1か月ごろから使い始めた
いちばん大きいのはこれです。使える期間の最初から使い始めました。
「4か月のときにもらった」「寝返りを始めてからでは遅かった」という声をよく見かけます。スタートが遅いほど、使える期間は短くなります。
成長に合わせて使い方を変えた
赤ちゃんが大きくなると、最初と同じ使い方ではなくなります。
ベビービョルンのバウンサーは、シートを裏返すとイスとして使えます。公式では、一人で座れるようになったらイスとして使えると案内されています。
わが家が切り替えたのは、よちよち歩きをするようになった1歳すぎでした。切り替えたあとは、離乳食のイスとしても使っていました。
「寝かせる道具」から「座る場所」へ役割が変わると考えると、終わりの時期が変わります。
毎日かならずある場面で使った
わが家ではワンオペのお風呂が固定の出番でした。お風呂は毎日あります。
「今日はバウンサーを使おう」と考えなくても、自然と出番がありました。

家事の合間に使うくらいしか思いつかなくて

毎日ある場面に当てはめてみてください。わが家はお風呂がそうでした
赤ちゃんを待たせる場所という使い方

わが家でバウンサーが助かったのは、ずっと乗せておくためではありません。「ちょっとここで待っててね」という場面でした。
ワンオペのお風呂では、こう使っていました。
- 脱衣所にバウンサーを置く
- 赤ちゃんを裸にして、バウンサーに乗せてバスタオルで包む
- 自分の支度をして、赤ちゃんを連れてお風呂へ
- 上がったらまたバウンサーに乗せて、バスタオルで包む
- その間に自分の体を拭く
ほかにも、上の子が小さなおもちゃで遊んでいるとき、上の子が甘えてきたとき。赤ちゃんを待たせずに、上の子に向き合える時間が作れました。
もちろん、乗せたまま目を離していいという意味ではありません。置く場所とベルトには注意が必要です。
乗ってくれない時期もあった

ずっと順調だったわけではありません。
はいはいができるようになった8か月ごろ、私の姿が見えなくなると泣いて、自分で出ようとしていました。抱っこがどうしてもいいときも、泣いてアピールすることがありました。
「買ったのに乗ってくれない」と思った時期です。
ただ、乗らなくなったことは、買い物に失敗したという意味ではありません。 その頃には赤ちゃんにできることが増えていて、最初と同じ使い方を続ける必要がなくなっていました。
使い方を切り替える合図だと考えると、気がラクになります。

泣かれると、もう使えないのかなと思ってしまいます

わが家も8か月ごろはそうでした。そのあとイスとして使う時期が来ましたよ
いらないと感じやすい家庭

ここまで便利だったと書いてきましたが、すべての家庭に必要だとは思いません。
「みんな買っているから」ではなく「わが家ではどこで使うか」で考えてください。
私は3人の子どもに使って、買ったことを後悔していません。ただそれは、わが家に使う場面があったからです。
「発達が遅れる」を調べてみた

「バウンサーを使うと発達が遅れる」という話を心配している方がいます。私自身は聞いたことがありませんでした。
気になったので調べてみました。
今回確認した消費者庁の注意喚起では、発達ではなく「転落や窒息」といった安全面が取り上げられていました。
消費者庁の「子ども安全メール」では、バウンサーからの転落事故について次のように案内されています。
メーカーの取扱説明書でも、連続して使うのは2時間以内が目安とされ、就寝用ベッドとしては使えないと書かれています。眠ってしまったら、そのままにせずベッドへ移す。これは公式の案内とメーカーの説明書、どちらにも共通しています。
私が調べた範囲では、発達への影響について公的機関や学会がまとめた情報は見つけられませんでした。検索すると「腰に負担がかかる」といった説明が出てきますが、出どころがはっきりしないものが多いです。
気になる場合は、健診のときに直接相談するのが確実だと思います。
出典:消費者庁 子ども安全メール Vol.584「バウンサーからの転落事故―使用時はベルトの装着を!」
バウンサーの代わりになるもの

赤ちゃんの居場所を作る道具は、バウンサーだけではありません。すでに持っているなら、出番は減ります。
| 代わりになるもの | 特徴 |
|---|---|
| ベビーベッド | 高さがあり、寝かせるときの腰の負担が軽い |
| ハイローチェア | 高さがあり、食事やお世話にも使える |
| プレイマット・床 | 費用がかからない |
わが家はベビーベッドも使っていました。高さがある分、寝かせるときの腰への負担が軽く、ベッド下に収納もできて便利でした。
ただし使った期間は3人とも半年のみです。リセールの値段も良くありませんでした。短い期間しか使わないという点では、バウンサーと同じ悩みがあります。
→ 【0〜1歳】買ってよかった神育児グッズ14選!ワンオペ3児ママの本音
迷うならレンタルで試す

乗ってくれるか分からないまま2万円以上を出すのが不安なら、月額で借りる方法があります。
私は購入したので、レンタルは使っていません。 なので「借りてよかった」とは言えません。
ただ、次のような場合は試してから決められます。
ベビー用品のサブスクレンタルは月2,300円ほどからあり、1か月単位で借りられます。数か月試して、合えば買うという進め方もできます。
中古やフリマで買う方法もあります。その場合は、ベルトの劣化やリコール対象でないかを必ず確認してください。 消費者庁がベルトの装着を呼びかけている以上、ベルトが傷んでいると、その注意が守れません。
買う前に考えたい5つのこと

最後に、買う前にこの5つを考えてみてください。
何のために使うか
「なんとなく便利そう」ではなく、お風呂の待機場所にしたい、離乳食のイスにしたい、のように具体的な場面があるか。
置く場所と、しまう場所はあるか
普段置いておく場所と、使わないときの収納場所の両方を考えます。折りたためるモデルなら収納スペースは確保しやすくなりますが、たたんでも置き場所は必要です。
乗らなかったらどうするか
絶対に乗ってくれると思って買うより、乗らなかったときに譲る・売る・借りて試すなど、逃げ道を考えておくほうが気持ちがラクです。
使い方が変わっても納得できるか
イスとして使えるか、別の場面でも使えるか。役割が変われば、使える期間は延びます。
毎日の生活に出番があるか
私はここが一番大きかったです。毎日使う場面があると、出すこと自体が面倒になりません。
よくある質問

Q. バウンサーは本当に必要ですか
A. 必ず要るものではありません。毎日の決まった場面で使うあてがあるかどうかが分かれ目です。
Q. 何か月くらい使えますか
A. ベビービョルンの場合、公式の目安は生後1か月から24か月までです。わが家は3歳ごろまで使いましたが、これは目安を超えた使い方です。
Q. バウンサーとして使えるのはいつまでですか
A. 体重の目安は9kgまで、使用時期の目安は12か月ごろまでと案内されています。一人で座れるようになったら、イスとして13kgまで使えます。
Q. 乗ってくれなかったらどうしますか
A. わが家は8か月ごろに嫌がる時期がありました。そのあとイスとして使う時期が来ています。不安ならレンタルで試す方法もあります。
Q. バウンサーで発達が遅れることはありますか
A. 公的機関がまとめた情報は見つけられませんでした。公的に注意喚起されているのは転落事故です。気になる場合は健診で相談してください。
Q. ハイローチェアがあれば、バウンサーはいりませんか
A. 赤ちゃんの居場所という意味では重なります。すでにある場合は、出番が減る可能性を考えて判断してください。
まとめ

バウンサーは、買えば必ず気に入ってもらえるものではありません。思ったより早く使わなくなることもあります。
だからこそ、「何歳まで使えるか」だけで決めないでください。
わが家の使い方はこうでした。
当時2万5千円ほどで買い、購入価格を使用日数で単純に割ると1日あたり約23円でした。やり直せるとしても、何も変えないと思います。
ただしこれは「絶対に買うべき」という話ではありません。使う場面が思いつかないなら、無理に買う必要はありません。
私が使っていたのは、メッシュ素材のベビービョルン バランス ソフトです。
使える月齢と体重の目安は、こちらにまとめています。
