子どもって不思議なもので、ある時期になると必ず恐竜に夢中になりますよね。
我が家の三人も恐竜ブームが到来したときは、毎日絵本をめくるたびに大興奮の日々でした。笑
年齢に合った恐竜絵本を選びたいと思っても、種類が多すぎて迷ってしまう…。こうした悩みは多くのママ・パパが経験するものです。
この記事では、0〜6歳の未就学児向けに年齢別で選んだ恐竜絵本を厳選してご紹介します。
実際に子どもが夢中になった作品ばかりなので、絵本選びで迷っている方の参考になれば嬉しいです。

恐竜の世界で、子供の想像力や好奇心をぐんと育てていきましょう
年齢別おすすめ恐竜絵本の一覧表

0〜2歳・3〜4歳・5〜6歳の年齢別におすすめの恐竜絵本をまとめました。
年齢 | タイトル | 定価(税込) | 概要 |
---|---|---|---|
0〜2歳 | だれのほね? | 1,980円 | 骨と体を比べる位置当て絵本 |
0〜2歳 | ほねほね きょうりゅうのほね | 1,540円 | 骨の組み立てを 知る絵本 |
0〜2歳 | きみ、だあれ?きょうりゅう | 1,430円 | 動物と恐竜の共通点を発見する絵本 |
0〜2歳 | きょうりゅうのたまご | 1,650円 | 失くした卵を探す冒険ストーリー |
3〜4歳 | きょうりゅうオーディション | 1,430円 | 恐竜たちの特技を披露する楽しい演出 |
3〜4歳 | きょうりゅうかくれんぼ | 990円 | 「みつけた!」の声が止まらない |
3〜4歳 | ジュラシックワールド・きょうりゅうをさがせ! | 980円 | リアルな恐竜のタッチで恐竜を探す |
3〜4歳 | きょうりゅうたちがかぜひいた | 1,540円 | 恐竜の子どもが風邪をひく絵本 |
3〜4歳 | ベットのなかはきょうりゅうのくに | 1,540円 | 寝る前におすすめ |
3〜4歳 | きょうりゅうたちのおおきさってどれくらい? | 1,320円 | 現代に恐竜がいたら?比較の絵本 |
5〜6歳 | きょうりゅうレントゲンびょういん | 1,540円 | レントゲン遊びで恐竜の骨格を学べる |
5〜6歳 | としょかんのきょうりゅう | 1,760円 | 図書館の本の中の世界ファンタジー |
5〜6歳 | 恐竜の迷路 化石がひらくナゾの世界 | 1,540円 | 迷路を通じて恐竜のナゾ解き世界を体験 |
5〜6歳 | ティラノサウルスのはらぺこないちにち | 1,320円 | ティラノサウルスの意外な一面が見れる |
5〜6歳 | おなかがすいた | 1,320円 | リアルな絵とお話が魅力 |
5〜6歳 | いろいろなきょうりゅう | 3,080円 | 大人がハマる図鑑シリーズ |
番外編 | みえた!きょうりゅうのせかい | 1,540円 | 専用ライトの奪い合い確定 |
おおよそ読み聞かせをスタートさせた年齢、どの本も長く読み続けています。
子どもが夢中になった恐竜絵本16選
ここからは0〜6歳までの未就学児におすすめする恐竜絵本読み聞かせを年齢別に詳しくご紹介します。
(気になる年齢をクリックするとすぐ飛べます)
0〜2歳向け恐竜絵本|楽しむ色と音
まだ発語が少ない0〜2歳でも楽しめる色使いや、言葉のリズム感のある絵本の読み聞かせがおすすめです。
だれのほね?2 ぼくたちきょうりゅう

恐竜の骨と姿を比べて、どの骨がどの生き物か当てる絵本。
小さい骨、大きい骨、長い骨などじっくり見れば見るほど発見がいっぱいです。
「ほねとからだ」を見比べて想像することができる素敵な絵本。
- 音のリズムが好き
- 絵本が大きくてみやすい
- クイズ形式がハマった
音のリズムがよく文章も短いので、テンポよくページをめくれるのが楽しかったようです。
見るたびに新しい発見があって、参加型のクイズ形式で読むのが恒例。
シリーズで動物の絵本もあるので、合わせて読んでいます。

もう一回読んで率100%。笑
ほねほね きょうりゅうのほね

恐竜の骨を探して、ほり出して、組み立てる絵本です。
色がカラフルで目を引くので0〜2歳でも十分楽しめます。
3〜4歳になったら博物館に連れて行ってみたいなと思いました。
- はっきりした色づかい
- いろんな形の骨が出てくる
- 短文でリズムが良い
兄弟時での読み聞かせでは年齢でそれぞれ反応が異なっていて面白いです。

博物館に持って行きたい絵本の一つです
きみ、だあれ?きょうりゅう

動物に似ているけれど恐竜!身近な動物と恐竜の共通点を見つけることができる素敵な絵本。
今までにない視点で見る絵本で大人もハマります。
- はっきりした色づかい
- 動物と一緒に出てくるところ
- 繰り返しのリズム
我が子が大好きな「恐竜と動物」が両方出てくるので、お気に入りの絵本。
絵の対比もよく描かれていて、「早くページをめくって」と言わんばかりの食いつきです。
絵もポップで可愛いので、初めての恐竜デビューはこの絵本でした。

違うよ、きょうりゅうだよ!を連呼。笑
きょうりゅうのたまご

部屋に恐竜がやってきて、無くしたたまごを一緒に探す物語です。
いろいろな場所に行ってたまごを探しますが見つからない・・・
ファンタジー要素と夢がいっぱいで、初めての物語にうってつけです。
- 絵が可愛い
- 探検要素がたっぷりな点
- ショベルかーが出てくる
車と恐竜が大好きなお子さんは食いついてみると思います。
絵も柔らかいタッチで私も大好きな絵本の一つです。
文字数がちょうど良く、最後まで飽きることなく読めました。

物語の展開も面白く、まさに想像力を爆発させた絵本です
3〜4歳向け恐竜絵本|物語・問いかけ
3〜4歳では語彙力が少しずつUPしているころなので、簡単なストーリーや問いかけのある絵本の読み聞かせがおすすめです。
きょうりゅうオーディション

「こんにちは、きょうりゅうのオーディションにようこそ!」
次々にオーディション会場にやってくる個性豊かな恐竜たち。
お芝居に出演できるのは一体どの恐竜?
恐竜の特徴をさらりとストーリーに組み込まれていて学びにもなる絵本です。
- 恐竜の特徴がわかる
- ストーリーが面白い
- 図鑑のような面白さ
絵のタッチが版画やコラージュ作品になっていて、絵に味があります。
最初はきちんとした解説まで聞けなかった我が子たちでしたが、成長と共に最後まで聞けるようになったのが印象的でした。
「どの恐竜が選ばれるかなー?」と問いかけながら楽しめます。

大人も読み聞かせで恐竜知識がついてくる!
きょうりゅうかくれんぼ
「やっほー!こんにちは。かくれんぼするひと、てをあげて。はーい!」
かくれんぼしている恐竜たちを見つけていく絵本です。
これが結構難しい!笑
- 実際のかくれんぼとリンクしている
- ページを自分でたくさんめくる
- ストーリーも楽しめる
3歳長男は最初のページで、恐竜の色や形を確認してから見つけるのがお気に入りで、ページをめくるのが上手になったのはこの絵本のおかげ。笑
大人でも見つけるのに苦労するので集中力がつきます。

絵本を読んで、かくれんぼの遊び方をマスター!
シリーズでまいごのたまごも面白いです。

ジュラシックワールド・きょうりゅうをさがせ!
映画「ジュラシックワールド」で出てきた恐竜たちが勢揃い。
写真のようなリアルな恐竜を見ながら、ゲームを楽しむことができます。
本が分厚く破れにくいので、お出かけ先にも持ち歩き可能。
- リアルな恐竜が見られる
- 出先にも持っていける
- 映画とリンクする
3歳では迷路やシルエットクイズは難しかったですが、リアルな恐竜を見て大興奮しています。
映画「ジュラシックワールド」を見ていたこともあり、「これ!これ!」指を指しでアピール。笑
絵本が厚紙素材になっているので、破れる心配もなく安心です。

5歳になると一人で読めるので、病院などに持っていくこともあります。
きょうりゅうたちがかぜひいた

風邪を引いた子どもたちを恐竜になぞらえて描かれた絵本です。
薬を嫌がったり、お菓子を食べていたり、もう自分の子どもを見ているかのよう。笑
親子で楽しめるお気に入りです。
- 絵本が大きくて読みやすい
- 絵が可愛い
- 人間と一緒に生活するストーリが面白い
絵本に描かれている恐竜たちが愛くるしいです。
絵本を読み進めるたびに「うちの恐竜とそっくり」なんて思っているのはナイショの話。笑
絵も可愛く文も短めなので、リピート率が高めの絵本です。

お布団をかける恐竜と、かけない恐竜を探して遊んでいました
ベットのなかはきょうりゅうのくに

布団に潜ると古代の恐竜世界に繋がっていた!
パジャマのまま恐竜たちと触れ合う姿に「夢?それとも現実?」と想像力を引き出せる絵本です。
- 寝る前の読み聞かせ
- ベットに潜る真似をして遊んだ
絵本の色味も優しく、寝る前におすすめの絵本です。
想像力を掻き立てるストーリーでそのまま眠れば、恐竜の夢が見れるはず。

この絵本で子どもは「溶岩」というものを知りました
きょうりゅうのおおきさってどれくらい?

現代の身近な生活のものと恐竜の大きさを比べる絵本です。
「大きさ」という観点から物語は進んでいきますが、読み聞かせというより「対話しながら読める絵本」でとても楽しいです。
- 対話形式が楽しい
- 現実の世界とのリンク
漠然とした「恐竜は大きい」から、ジャングルジムの大きさ・信号機くらいと比較して客観的にものを見る力がつきます。
想像力・イメージを掻き立てられる素敵な絵本。
子どもの語彙力もこの絵本でパワーアップした気がします。

もし現実に恐竜がいたら?と想像するのが楽しい
5〜6歳向け恐竜絵本|学ぶ・知る
5〜6歳では恐竜の名前を覚えたり、違いを知る絵本の読み聞かせがおすすめです。
きょうりゅうレントゲンびょういん

「恐竜×レントゲン」の面白い発想の絵本です。
お医者さんと患者さんの語りで物語が進んでいくので、没入できる絵本です。
さらには恐竜研究の第一人者である真鍋先生監修!
- 恐竜について深く学べる
- レントゲンのリアルさがすごい
子供のなぜ?どうして?にしっかり答えられる絵本はこれしかないです。笑
絵本のクオリティよりも遥かに情報が多く、図鑑まで堅苦しくない素晴らしい絵本。
恐竜の勉強を始めるなら、まずはこの絵本から読んでほしい。

物語も面白く、小学校低学年まで長くおすすめできる絵本
としょかんのきょうりゅう
図書館に置いてある大きな恐竜の本の中に入ってしまうファンタジーストーリー。
図鑑にも似た豊富な恐竜の情報を知ることができる絵本。
想像力を働かせて、「自分ごと」として読むことができます。
- 恐竜について深く学べる
- ファンタジーとの融合
- 図書館が大好きに
よく遊びにいく図書館×恐竜のお話に興味津々!
絵だけではなく、知識に興味を持ち始めた子におすすめです。
ファンタジーが好きな子にはたまらないです。

物語としても十分楽しめるストーリー
恐竜の迷路 化石がひらくナゾの世界
迷路や隠し絵、探しものなど、この1冊で何十回も楽しむことができるすごい絵本。
絵の綺麗さはもちろんのこと、恐竜の名前なども覚えられます。
- 迷路
- 隠し絵
- 探しもの
娘が一番気に入っている絵本で、集中力が急成長しました。
寝かしつけ前に読むと、終わりが見えず大変なことになります。笑
恐竜以外にも迷路シリーズが10種類以上あって、絵の精密さに脱帽した1冊!大人もハマります。

乗り物迷路も同じくらいハマっています
ティラノサウルスのはらぺこないちにち

強くてかっこいいティラノサウルスのイメージが強いですが、この絵本は一味違います。
獲物が大きすぎたり、飛んでいってしまったり・・・
お腹ぺこぺこなティラノサウルスは満腹になることができるのか楽しめる絵本。
- 怖いだけじゃないティラノサウルス
- 物語の面白さ
- 怖いだけじゃない可愛さ
凶暴で強いだけじゃないティラノサウルスが可愛く、意外性がある絵本です。
見た目や先入観にとらわれず、イメージを払拭することができるので1度は読んでみてほしい。

「獲物を取る目がちょっと怖い」と言っていました
おなかがすいた

卵から恐竜たちがかえるところから始まります。
順調に育っていく中で、親たちが留守中に1匹が肉食恐竜に連れ去られてしまいます。
リアルな絵とお話で子どもも没入しました。
- シリーズがある
- 恐竜の子どもたちの名前が気に入った
- ちょうどいい絵本のボリューム
7人兄弟の区別がつかないというアクシデントがありましたが、子どもたちはそれを当てるのがまた楽しかったようです。
リアルな絵と、草食動物のわかりやすい解説が所々入っていて読みやすい。
この絵本が気に入ったら、シリーズで出ているので他の絵本もおすすめです。

子どもの名前に似た恐竜がいて、テンションが上がっていました
いろいろなきょうりゅう

恐竜の体のつくりや大きさ、草食恐竜と肉食恐竜の特徴など読み進めやすい構成。
恐竜に似ているが違う生物などを解説しています。
- シリーズがある
- 恐竜について深い知識が学べる
- 初めての図鑑にちょうどいい
初めての図鑑にちょうどいい情報量とサイズでした。
恐竜のリアルな生態や分類など、一歩深い知識をつけることができます。
子どもたちよりも私がハマってしまった図鑑です。笑
他の絵本でわからないことがあると、この絵本で調べて直すスタイルが確立!

自分で調べる力がつく絵本!眺めているだけでも楽しいです
番外編|恐竜の仕掛け絵本おすすめ1冊
みえた!きょうりゅうのせかい
専用のライトで照らすと絵が浮かび上がります。
恐竜の生態や暮らしがしっかり描かれていて、図鑑寄りな絵本です。
光にかざしてもOK。
- 専用ライトにテンションUP
- 実演型で、一人で照らして楽しめる
絵本ももちろん面白いのですが、我が子はこのライトに夢中。笑
激しい争奪戦の末、ライトは破損してしまったのですが、光にかざしても見ることができます。

通常の絵本に飽きてしまったら、次に読む絵本はこれ!
子どもが夢中になる恐竜絵本の魅力
恐竜の絵本には、ただ恐竜の名前や形を知る以上の魅力があります。
「この恐竜は何を食べていたんだろう?」「どんな色だったのかな」と想像を膨らませたり、「もっと知りたい!」という探究心を育みます。
「普段は見ることのできない存在」だからこそ夢中になっているのかもしれません。
年齢別の恐竜絵本の選び方

絵本を選ぶときは「恐竜が出ているから」だけでなく子供の年齢や興味を持っている内容に合わせて選びましょう。
0〜2歳:大きな絵とカラフルな恐竜
0〜2歳はまだ文字やストーリーを楽しむよりも
に夢中になりやすいです。
3〜4歳:簡単な物語と擬音で恐竜ワールドへ
お話を理解できるようになる3〜4歳では
に夢中になりやすいです。
5〜6歳:集中して恐竜の世界を探検
5〜6歳になると、ある程度集中力が必要な内容でも楽しめるようになります。
に夢中になりやすいです。
まとめ|興味がある恐竜絵本で想像力を広げよう

子どもも大人も「普段見ることのできない存在」に胸躍りますよね。
我が家の子どもたちは絵本から恐竜に興味を持ち、「博物館やテーマパークで実際見たい」と好奇心が向上しています。
年齢にあった恐竜絵本を選ぶことは、親にとって悩みの一つ。
今回ご紹介した絵本が、お子さんの夢中になれる絵本になれたら嬉しいです。
恐竜の世界を通じて、子どもの笑顔と学びが広がる時間をぜひ楽しんでください。